咲いて生きよ
咲いて生きよ
オーバー・ザ・レインボー
そんな中、工場に新しいパート従業員としてサチコの中学時代の担任で体育教師であったケイコ(秋山菜津子)がやって来る。数学的思考でものごとを考え、極度の機械フェチでもあるケイコは、壊れた携帯電話を直してもらったことをきっかけにミチオと結ばれ、「あんたのマシーンになる」と服従を誓う。小さな町工場を舞台に、男女4人の情念渦巻く愛憎劇が始まる・・・。
きのう通り沿いのパンジーが咲いたよ
正しさだけじゃ割り切れやしない
いない。
どこにもいなかった。
悲しい。悔しい。寂しい。
この感情が妬ましいになってしまう前に。
当たり前こそ大切にしなければいけない。当たり前が当たり前じゃなくなるのはいとも簡単なことで、当たり前じゃないことが当たり前になるのは案外難しい。でも永遠も絶対もないのなら、当たり前なんてものもない。そうだとしても、わたしたちは目の前のことを当たり前として捉える。当たり前が当たり前であるうちにそっと包み込みたい。どんな短い期間でも良い、いつか崩れてしまっても良い、いま目の前にある当たり前を愛していたいのにどこにも当たり前なんか無いじゃないか。
わたしは水面で踠いているだけなのかもしれない。
その一点で飛沫を上げようが、深く潜った海底においてはわたしがもたらうる変化はない。
なにを、どうしたら、変わる?
全てが良い方向に、と。
そんな都合の良いことは起こらない。
知っていながら願うのです。
明日は輝く君の心にある
いっとう輝く星を見つけてしまった。
わたしが稲葉通陽くんを初めて認識した時のことを表すにはこの一文が適切だと思う。
わたしが認識したとき彼はすでに、見つけられるのをじっと待つ原石でもなければ燻るような火種でもなく、キラキラと眩い輝きを放っていた。
彼を応援し始めてから、毎日新しいことだらけだった。
アイランドTVの更新通知には前より何倍も敏感になったし、少クラはリモコン片手に彼を認識できるまで何度も巻き戻したりするもんだから見終わるのに何倍も時間がかかるようになった。バックで踊る彼を確認していくうちに動体視力が上がった(ような気がする)。
何倍、何十倍も毎日が楽しくなった。
今日という日を迎えるにあたって通陽くんのどんなところが好きかをあげてみたい、と思っていました。
実際たまに「通陽くんのどんなところが好き?」って聞かれることがあるのだけれど、今までの推しだったらツラツラと答えられるこの質問が通陽くんに至ってはとても難しくて。
人生の半分以上をオタクとして生きてきて初めて出来た歳下の推し。今までの「好き」とは明らかに性質の違うこの感情が新鮮で、それでいてとてももどかしい。
どうしたってありきたりなことしかあげられないけれど、あえてひとつ挙げるならやっぱりこれしかないな、と。
「意志が強く、自分の芯がしっかりしているところ」
通陽くんの魅力でありわたしが尊敬しているところ。彼を紹介する上で欠かせない「多才」というアピールポイント。
アクロバットに加えて楽器だって出来る。そして目に見えてわかるくらいダンススキルだって上達した。すべて一朝一夕で身につくようなものではなくて。
今だって、わたしたちがまだ知り得ない何かのために血の滲むような努力をしているかもしれない。だけど、それが何か表面的にプラスとして作用するかしないかなんてわからない。
もしかしたら、その経験こそがいつか彼の人生にとって本当にはっきりとした意味を持っていると実感できるのはまだ先のことかもしれない。
もしも、いま向き合っているものが理想の形として実現できなかったとしてもその経験を大切に抱えていてほしい。
周りにも真面目と言われるような性格だから、誠実であろうとして苦しくなってしまう日があるかもしれない。
息苦しくならないためにこっそりとずる休みをしたっていい。舞台に立つときは誰よりもキラキラとしたアイドルとして自分を魅せられる人でいられるように。アイドルとして生きる今を、自分が望む形で過ごせるように。
みちはるくん。
どうか自分の可能性を殺さないで、いつまでも自分を煌かせられる人であってください。
そしてどうか、自分自身を誰よりも深く愛せる人であってください。
改めて、入所2周年おめでとう。
3年目の通陽くんがさらに輝ける世界でありますように。
2018.06.23 〜 2020.06.23
ずっと大切な運命に違いない
少年忍者結成2周年に寄せて。
永遠などないと幾度となく思わされた、全てたった2、3年のこと。やり場のない感情も、説明し難い涙も、わたしをドン底へ突き落とすのもそれを掬い上げてくれるのも全て彼らでした。
"少年忍者"というグループに出会ったのはそんな乱気流のような情緒不安定な時期を抜け、比較的穏やかな気持ちで日々を過ごしている時でした。気持ちに余裕があったからこそ興味本位で彼らを全員覚えてみるか、と思い立ったのです。ジャニーズJr.チャンネルでSnowManが担当していた水曜日を引き継ぐ存在、少クラで目紛しく動き回る彼らに、わたしの中でしっかりとスポットライトが当たったのはあの日からでした。
彼らのことを少しずつ知っていくうちに彼らの全身から溢れ出す煌めきにあてられて、彼らが口々に掲げていく「〜〜したい!」「◯◯になりたい!」という夢を宝物のように瓶に詰めてひとつひとつ大切に並べて、そっと抱きしめたい。そんな気持ちを抱いてしまったのです。
そして、稲葉通陽くん。
歳下のアイドルを真剣に応援したいと思ったのは彼が初めてで、彼の居場所が少年忍者というあたたかく煌めいた場所であることがこんなにも胸を締め付けるくらい愛おしいのです。クリエのグッズだって、笑っちゃうくらい"密"なうちわに愛おしさが溢れていてはやく抱きしめたいものです。
こうして応援したい人に出会えて、彼が頑張れる居場所がある。これは当たり前ではなくて、彼が今日、この少年忍者というグループの節目を迎えられることがこの上なく嬉しいです。
永遠などないと痛いほど知っているから、本当は大事に思いたくなかったのだけれど、不安定で未確定な彼らが夢を掴む様子を見たいと願ってしまった。
彼らのこの先には無数の道が用意されていると思います。22人の描く夢は1通りかもしれないし、22通りかもしれないし、もっと多いかもしれない。
勝手に好きになったわたしは、この先勝手に傷つくかもしれないし、勝手に嬉し泣きするかもしれない。どうかみんなが輝く人生を送れますように、ただそれだけを祈っています。彼らが花道を自分たちの脚で突き進んでいくその後ろ姿を見られる日がくることを夢見ています。
改めて、少年忍者結成2周年おめでとうございます。
2018.06.09 〜 2020.06.09